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*&date(Y-n-j[lL],2009/12/20); 古PC復活メモ

&spanc(ltl);(遅延書込)&spanc();

最近、古い5インチFDDや3.5インチMOをサルベージしたく
バラしたままだった古PCを1台復活させたが、
この手のことはやってるときは楽しく、
つい他の古PCの復活もやってしまったのだった.

** pen3 800MHz前後

まずは、NetVista6842(pen3 866MHz i810E mem512MB hdd:120GB) とか 
NetVista6881(celeron 700MHz i810 256MB 80GB)とか
Mate MA07H(pen3 800MHz 810 256MB 80GB)とか
(昔中古で安いからと買いすぎた代物).

NetVistaは家用サーバーで使っていたのを引退させたものだから、
いまさらそんなモノにするのもつまらなく、
デスクトップな linux ディストリビューションを
試すことにした.
あと、PCI付のNetVistaにはPCIのRivaTNT(やG400)が残っていたので、
それをつけてみた.

結論から言えば、このスペック程度でデスクトップ利用するのに
一番いいOSは、やっぱり ''Win2K''、だろうというのが実感.

最新のwin7(rcだけど)をNetVista6842 に入れたら、~
 CPU 1.3, Mem 1.4 gra 1.0 game-gra 1.0 HDD 4.6~
といった感じだった.~
グラフィック関係は、古くて遅い上にドライバーないのが致命的.


linux等フリーosも、グラフィックアクセラレータ対応ドライバーの有無がネックだろうか.
~
というか手持ちのボードや周辺機器がどの程度使えるかどうかが.
~
枯れたハードならlinuxとかのほうがずっとサポートされてるような
幻想をいだいてしまっていたけれど、
それはチップ情報がオープンになっていて、
かつ、それをサポートしてくれる人がいての話.

nVidiaの古いチップは、オープン(あるいは解析済)というわけでは
ない模様.
メーカー製ドライバは古いxに対応のものは存在しているが、
最近のXorgには未対応のよう.
このために古いディストリ入れるのも楽しくないので、
また810は多少はアクセラレーション効くのかAGPx2なのがPCIよりも有利に
働くのかマシな状況だったため、結局TNT(PCI) はお払い箱にした.

ちなみに ATIのだと、数年前に情報オープンになってて最近
よくなってきているらしく、
Radeon9600gtをつけた別のマシンで試しに ubuntu(gnome) 
いれたときは、アクセラレーション有効になるとまずまずの感じだった
(それでも検索するとメーカー製ドライバのほうがよいような記述も
みかけたが、インストールの面倒を思うとフリー版でよいかと)

と思っていたら [[こちら>http://gihyo.jp/admin/clip/01/linux_dt/200912/16]]の記事からすると、
Kernel 2.6.33 あたりでnVidiaの古いチップ対応がマージされるらしい?
ということはもう数ヶ月まてばマシになるのかもしれない.
(ubuntu の次(10.04)は2.6.32ベースってどっかの記事にあったので結構先?)
//(ubuntu の次(10.04)は2.6.32ベースってどっかの記事にあったので結構先?)
というか、Fedoraだと今、対応済みってことなのだろうか?
気力ができたら試そう
(debian系に慣れたため、他を弄る気が薄く...)

ただ、グラフィックドライバーの問題を抜きにしても
ubuntuは
pen3 866MHz 512MB程度のスペックで使うには重かった.
(不要なプロセスも多少殺したが、いまいち)

メモリ256MBのほうに, debian+lxde や u-lite(ubuntu+lxde) を
入れたときは結構よく思えたので、
じゃあとgnome版を試したのだが、レベルが違った.
あきらめたほうがよさそうだ.

日本語対応を思うと ubuntuは魅力的なんだが...
u-liteになると結局日本語関係いまいちな感じになるので、ううむ.

その他 ReactOSは、うまくインストールできず.
他にもLiveCDモノもいくつか..でpuppyは結構よい感じだった(後述).
日本語整備されたものをみちゃうと、堕落してしまう

ただ結局のところ、512MBのPCはdebian入れてサーバー的にLAN接続、
他はpuppyとか入れっぱなしで放置という結果になった
(放置分だれか引き取ってくれないかしらん)

*** puppy linux

//他にもいくつか1CDlinuxを試したりして、
軽いといううわさの [[Puppy Linux>http://openlab.ring.gr.jp/puppylinux/]] も
HDDにFULLモードで入れてみたが、たしかに軽いようだ.

先のlxdeな環境に比べても、頭一つ抜き出ている印象をうける.
jwmというのも軽いのだろうが、全体で上手く調整されているのだろうな.
(窓移動で中身表示せず枠だけってのは遅いマシンでは嬉しい. 
みっともない窓描画みせられるよりか、ずいぶん印象がよくなる)

なにより日本語対応が思いのほか行われていたのがうれしい.
~
入っているソフトで十分なら
これは、かなりいい選択なりそう.

ただ個人的には標準のファイラが好みでなかったのが痛かった.~
ワンクリック動作については、[[こちら>>http://daisuke55.blog93.fc2.com/blog-entry-226.html]]等いくつもの
サイトでダブルクリック設定かかれていて対処可能だし、
その他の表示も調整すればマシになるが... 
やっぱり微妙だ.

パッケージシステムも、
基本的に1CD起動、RAMディスク運営のシステムとして
調整されているものだから、
そもそもdebianやubuntuと比べるのはお門違いなのだが、
なまじまとまったシステムのせいか(まあ面倒だし)、
ソース落としてきてまでインストールという気にもなれず.

RAMディスクベース用にロードモジュールを用意するのは、
os-9のロードモジュールを連想してある意味楽しいそうなんだが.


*** x,gtk+?

ubuntu(9.10)の外観の設定、では視覚効果の指定で3つの状態が選べるが、
radeon9600gtを入れたPCで試していると、
効果無しを選ぶとアクセラレーションが効いていないようにみえる.
逆に通常効果(追加効果)を指定したほうがきびきび動いてるようだ
(810だと通常効果を選べなかった).

あとdebianで、ためしにmac4linを入れたのだが(窓まわりはそれらしくなったけどドック関係は失敗)、非常に激重になった.
使い物にならないのでアンインストールしたが、元どおりにならず、マシになったとはいえ描画が非常に重い状態.
よくみると、窓に半透明影が残っている...非力でないPCでubuntu動かした
ときはmac4linいれるまでもなく影付きなので、元々の機能でon/offできるのか?
[[こちら>http://desktoptop.blog53.fc2.com/blog-date-200910.html]]をみてて

 > gconftool-2 --type boolean --set /apps/metacity/general/compositing_manager FALSE

でoffできた. offできると今度はインストール前よりも速いような?気も.
(アクセラレーションがきいた? わからない)

xとかgtk+,gnomeの設定がちゃんとしてあげられたら
非力なマシンでももっとよくなるのかな?
このへんのところ調べたほうがよいのだろうが...疲れた.



** DynaBook GT475

msdos playerとかに触発されたこともあって、
調子乗って、十数年前の win95 なnote機 DynaBook GT475(486 75MHz 24MB)
も弄ってしまった.
~
これでも16MB増設した状態だけれど、
メモリの24MBってのは微妙だ. 
win95でも使うのがしんどいスペックだった.
(元々は親が使っていたもの)

linux等でコンソールのみだとしても、よほど古いディストリ等でないかぎり
辛いサイズに思う(一度入れたが日本語使えないのはやっぱり嫌で)

もちろん dos/v 入れる分にはそこそこ十分だ.
~
実際 [[こちら>http://homepage1.nifty.com/bible/fdos/]]のFreeDOS/V入れて無事起動.

HDDは元の500MBのものから、余ってた30GBのモノに付け替えた.
マシンのばらし方は[[こちら>http://hobby.plala.jp/performance/gt475.html]]のサイトがまだあったのでありがたく.
E-IDE と表示されてるので 8G までいけるとおもいきや
BIOS的には 500MBまでなのか、GT475につなげて fdisk等すると
誤った容量が表示されそのまま作業すると不味い状態.

まあBIOS で大容量HDDをちゃんと認識できなくても、
起動したosがサポートしていれば通常で利用できることが多いので、
あらかじめ 別PC で freedosにて fdisk&format 
(念のため起動ドライブは8GB以内の4GBに設定)
してから GT475につなげたところ 4GB,24GB にアクセスはできて一安心.
~
※BIOSのためか fdisk だけでなくformat も大容量に対してエラーになるので
別PC側でformatまで済ませておく必要アリ.

折角だからとパーティションきってlinux等もいれようとしてみたけれど、
biosが想定外なのか
grubやliloを使っても2つ目以降のパーティションからの起動が
無理のよう. ブートできないシリンダだとおこられる.
2つ目のパーティションが500MB以内にくるように
1つ目のパーティションを100MBにした状態でも駄目.
なので複数インストールはあきらめて一つだけにした.


で、結局いれたのは、Win98...orz~
別のマシンでHDDにインストールしたあと、
そのhddにインストールCDの中身もコピーして、
GT475につなげなおして、ハード再設定でなんとか.
(swapファイルを64MB固定設定にしたり).

FreeDOS関係でなんとかしたい、と思ったが、
lfnのサポート具合のこともあるし、
ネット関係を思うと、
LANカードのドライバー等はなんとかなるにしても、
LAN内の他のPCとのやり取りの利便を考えれば
結局win機がベターなのだった.
(ただwin95無印はfat32無しだしその他ドライバーが見つからず...
win98で自動認識されてインストールというのが吉だった)

また、せめてtelenet端末として、と思う場合も、
utf8が使えるdos/v用の端末ソフトがあるや否や、
で、移植や改造が頭によぎりバカらしくなり.

とりあえずwin98ならば [[teraterm>http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/]] 動作ということでok.~
(ほんとはMIYAZAKI師匠の[[rlogin>http://nanno.dip.jp/softlib/man/rlogin/]]がよかったがnt系用だし
[[puttyごった煮版>http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/]]はwin98だとstatic labelの文字化け激しく,
対処方法で示されてるフォント指定でも効かずで).~
//これで、いざというときにファイルサーバーにアクセスするのに使える状態にはなった
//(イザというときに使えるマシンは他にあるけれど)


***

まあ、使えないマシンを復活させるのは楽しくここ2週間ほどちまちま弄ってたけど、
ふと我に代えると非常にむなしいもので……
次またやってしまう率を減らすためにメモといったところ.

思い返すと古PCは osお試しインストールすることこそが
目的なのかもしれないと思えてくるが...

最近は、
メモリもCPU速度もありisoイメージ直インストールできる
メインマシン上の VirtualBox での作業するほうが吉だものな.


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