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*&date(Y-n-j[lL],2014/12/14); 24MBマシンで起動できそうなディストリ?

(遅延書込12/20)

[[以前>雑記/2009-12-09]]弄った後しまいこんで忘れてたDynabookGT475を発掘。
[[以前>雑記/2009-12-20]]弄った後しまいこんで忘れてたDynabookGT475を発掘。
486DX(75MHz), 24MB(8+16MB), HDD540MB, 640x480(16bit色? 8bit色かも), win98は動いたことあるけどwin95でさえシンドいスペックなので弄るのは不毛だが、24MBで動くGUIなディストリあるかな、と無理ゲー承知、余計な気を起こして弄っていて……外装プラスチック折れる剥がれるHDD昇天、と経年劣化物は丁寧に扱えとの教訓。(躊躇なく捨てれる)

と、ま、当初の目標は失われたけど、インストール準備のためにvirtualboxで試した時のメモ.

VirtualBox は mem 24MB vram 1MB(640x480x16想定) HDD500MB 古チップ諸々低スペックに設定 (CPUが速い(i7)のは諦める)。~
当然今どきのディストリは駄目だろうしオンメモリ系LiveCDも試すまでもなく(と思いつつ kona, puppy tinycore試す. もちろん駄目)

十数年前か下手すりゃ前世紀のディストリかなと思いつつ、

- [[Damn Small Linux>http://www.damnsmalllinux.org/]](DSL) ( [[ライブCDの部屋>http://simosnet.com/livecdroom/]] の日本語化された [[DSL 4.4jp>http://ftp.riken.go.jp/Linux/simosnet-livecd/damnsmall/]])
- [[NetBSD 6.1.5>http://www.netbsd.org/releases/index.html#formal]] ([[NetBSD/i386 6.1.5 ておくれLive Image>http://www.ceres.dti.ne.jp/tsutsui/netbsd/liveimage/]] 20141122版 の virtualboxイメージ)

は起動。(他にもあるだろうけど2つ見つかったしマシン壊れたので打ち止め)

DSLは kernel 2.4系を採用したknoppix(debian)派生で最低 486DX 16MBで動くらしい。GUIは jwm (と fluxbox)採用。4.4jpは2008年製(本家最新はdsl-4.11.rc2(2012年) )。

NetBSD 6.1.5 は2014年(最新)のモノので 試しみた(ておくれ)版ではjwm。
[[配布されてるISO>http://ftp.netbsd.org/pub/NetBSD/iso/6.1.5/]] をみてると懐かしいHW(≒厳しいスペック)用が多々あったので試す気になった。

ということで思ってたよりも新しいディストリで見つかった(内部的に相応という考え方もありそうな…)~
起動できたといっても辛うじて、だけど。

DSL は軽めのアプリ1つ動かすのがせいぜいか(OS起動直後のTorsmo の表示で RAM Usage 11.5M/20.9M)。
エディタ(leafPad)で日本語入力できたりはする。
Dillo でWeb 1(,2)頁 みれる、が次の頁開けると固まる。
firefox は立ち上がらない(64MB環境にしたら立ち上がる)。
LiveCDからHDDインストールするとコピー途中でハングしたりする(32MB環境にすれば可。あるいは boot時のinstall であれば 24MB環境でも可)。 

NetBSD のほうはそれよりも重め。xtermでのただのキー入力でさえ重い(32MBならそんなことなく... IMEをMozcより軽量のにすればマシになる?)

と 24MB で動いたといってもi7デスクトップ機なので.~
当初のnoteよりは数倍スペックのいい P2-400MHz mem256MB hdd10GB でDSL試すと、やっぱ、もっさり。特にHDDアクセスの遅さは効くなあ。(逆算すると当初のは…)

こういうのみると、Puppy や TinyCore 等がオンメモリ主体の設計で快適さを得ようとするのは理にかなってるよなあ、と納得。(今回の趣旨には合わないけれど)

//速いけど24MBという環境で、軽量系(jwm)とはいえ日本語有で普通のGUI(x,wm)環境が立ち上がったのはめっけものだったと思う。

//※ 低スペックだけど、ただDOS時代のソフトやPDA(モバイル)系を思えば(あるいは仕事で相手してきたコンシューマ機を思えば)、歴史・互換性を無視すれば技術的には それなりにまともな体感のUI自体は出来ても おかしくないよなあと思ったりはする(tinycoreのnanox+fltkはその延長ぽくもあり)
*** DSL4.4jp インストールメモ.

わすれっぽい自分のため...

VRAM 1MB(640x480 16bit色想定)にしていたため、デフォルト(vga=normal 800x600)では 正常起動できず、bootパラメータとして dsl vga=785 (640x480 16bit)を与える必要あり。

起動時の boot: で "install" を入力すればインストールを行えるが、なまじ日本語化されてるため 英字なCUI環境では文字化けして読めない…… liveCDでの質問項目をメモ。

-インストールに先だって、linuxパーティションは少なくとも320MBのサイズを作成しておかなければなりません.~
Linuxパーテイションを作成しますか(作業の最後には必ず[write]メニューを実行すること)(y/n)? ''y'' ~
※予め設定していないなら ここでyで設定. 設定済みなら n でよく.
- インストール先パーティションを入力してください.(EXAMPLE: hda2): ''hda1'' ~
※ パーティションの切り方しだい
- マルチユーザーによるログインをインストールしますか(y/...)? ''n'' ~
※ yesにすると起動時にuser&password入力. no にすると 起動時入力無しでデフォルトユーザ(dsl)で自動ログイン
- ext3ジャーナルファイルシステムを使用しますか(低速マシンでは推奨しません)(y/n)? ''n'' ~
※ yes だと ext3, no だと ext2 になる.
- /dev/hda1 上のデータを破壊しますが、やめるなら最後のチャンスです!! 続けますか (y/..)? ''y''
- ブートローダーをインストールしますか? (y/...): ''y''
- [G]rub あるいは[L]iloのどちらのブートローダーを使用しますか? (g/l)(grub推奨): ''g''
- 直ちにリブートしますか? (y/...): ''y''

リブートして初回はrootとデフォルトユーザdslのパスワード設定、 大小英数混ぜて5~8文字を入れる。

その後、途中でエラー。vga の件だろうで、~
 $ sudo nano /boot/grub/menu.lst ~
で編集、title DSL の次行中の vga=normal を vga=785 に変更してセーブ終了、再起動してHDDブートok。

今時のlinux環境に比べると機器の自動判定は(少)なく vgaやマウスは適切に設定する必要あり。実機だとマウスは ps/2 なりシリアルなり(usbなり)繋げてるのを正確に。VirtualBox だと usb有設定にしてusbマウス使っていても、エミュ内では usbマウスoff, ps/2マウスonじゃないと駄目かも。