2008-10-11[土] ブートHDD換装

vistaをインストールする前のxpのときにそれで間に合っていたからと 320GのうちC:ドライブに60Gしか割り当てていなかったら、 当然のことながら最近のソフトはよく食うため 気がつくと空きが2,3G、 気を抜くと空き容量不足で怒られるようになっていたのでした。 ファイル移動やフォルダ圧縮でしのいでいたけれど、 作業に必要なソフトのインストールできないのはさすがにまずく、 諦めて1T HDDへ換装を決意。

といっても、一からos&アプリインストールするのは 面倒すぎるので HDD のデッドコピー&パーティション拡張の方針。

以前にIDEのRAIDカードでミラー(RAID1)リビルドでまるまるコピー (あまった領域は新たなドライブ(レター)割り当て)で移行してた こともあるので、今回も同様に... ですが、 SATAなRAIDカードなんてもっておらずM/BのRAID機能をあてにしていたら (nVidiaチップのせいか)BIOSではリビルドをサポートしていない模様 (os上のサポートアプリで可)。

しかたがないのでHDDコピーツールを検索、できればフリーで、となると あまりなさそうで、すぐさま見つかるのは HDCloneなるソフトのフリー版と、 linuxやBSDのliveCDで dd するくらい、でしょうか。 ddは以前フロッピーの読み出しで苦労した印象もあったので (それは単にエラーが多発するFDだったからだろうけど)、 HDCloneを使ってみました。CD 焼いてブートして所定の選択をするだけで コピー開始...で楽なんですが、転送速度が約 5MB/秒。 320Gだと17,8時間かかってしまいます。 フリー版は遅いってかいてあったけど (今検索しなおしたらちゃんと5MB/秒と書いてあった) ここまで遅いと辛いので一旦中止。 再度ぐぐるも適当なのを見つけられず、結局 Knoppix のCDやいて、dd することに。
面倒くさそうなこと書いているページもありますが、 面倒なんで、まずは簡単に説明されていたページをまねて、

dd if=/dev/入力ドライブ of=/dev/出力ドライブ

を実行。
漢らしく無言で実行中のよう。HDDランプの具合から順当な気は するけれど、数分で耐え切れずストップ... したら、そのときまでのコピー量と速度が表示されました。 正常に動いてたようです。21M/秒ならば 4,5時間って所なので、 許容範囲(眠いし)、早速再実行して就寝、起床後みたらエラーもなく 完了してた模様。 コピーしたHDDで起動したところ正常に起動しました。 (多少不安がなくもないのでチェックディスクもしましたが)

続いてコンピュータの管理で、 ブートドライブ以外のパーティションを削除&ブートドライブの パーティションの拡張(vistaでは標準で出来たのね)で計250Gに変更し、 残り領域を適当にパーティションわけ。
元のHDDからブートドライブ以外にあったファイルを(先ほど消した領域の分を再度) すべてコピーして完了。
(ドライバーがちゃんとインストールされたからなのか、 30~40M/秒くらいの速度でコピーされていた模様)

あと、コピーしたCドライブは容量満杯期間が長く デフラグが全然されていない状態だったので、 デフラグを何度か実行しておきました.
(何度か実行したのは、 xp等のデフラグで複雑な状態の場合 1度実行しただけでは不十分で何度か実行するのが ベターだったからですが)。

ただ、vista(プレミアム)のデフラグでは 配置情報がまったく見れないはやっぱり不便なので、 結局、フリーでvista64対応と明記されていた デフラグツールJkDefragを入れてみました。 設定 2(-a 2)しか試してませんが、動いているようです。

※vista64に対応しているようなことが書いてあったので UltraDefrag というのも試してみましたが、こちらは 起動しませんでした。UACが設定されていると それに引っかかり、UACをoffにした状態で実行すると、 著名のないドライバーで怒らて終わりです。 kernel-driver として実装されているということらしいので (vista64は著名必須で野良ドライバーが入らず)... たぶんVista64は非対応でしょう
... と書いたけど、 readme.txtに Vista Sp1 はfaq.txt みろと書いてありますね。 FAQ みたら Vista SP1 から著名必須になったけれど ドライバー著名はgplと相容れないから、著名を改善する気はないよ、って感じ? ただ直後のQAではvistaでのドライバー著名をoffにする手順が書いてある(!?)、 ぽいのでそっちで対処?...
試そうとしたら bcdedit なんてファイルない、って起こられました。 bootの設定するvista標準のツールですが、このへんみてると sp1 ではなくなったらしい(?)。そのページで紹介されている ReadyDriverPlusを インストールしてみましたが、書いてある通り、起動時にF8押して ドライバ署名強制無効をカーソルで選ぶ、という一連のキー操作を自動で やってくれるもののようです。 (メニューが出て勝手に操作される様をみるのは、 PCを乗っ取られたような感じで、ちょっと気持ち悪かったですが:) でもUltraDefrag自体は結局、別のエラーで起動せずon_