dig - A GUI Library for D

イントロダクション

dig ライブラリは OS GUI のラッパーとして、今のところ Windows95以降 のみに対応します。 最小限の機能しかないプレα状態と思ってください。 dig はパブリックドメインですが、 net.BurtonRadons.dig.windows.windows は例外で LGPL です。

概要

ダウンロードは Downloads and Changelog ページから利用可能です。 dig には digc というビルド・ユーティリティがついてきます。

要約については Library Summary ページをみてください。

dig へのメインのクラス階層は抽象的なコントロール・クラスから始まります。 最も重要なものは Frame です。それはウィンドウ・コントロールです。 レジストリは Registry.singleton の中でカプセルに入れられます。 一度インストールすれば、"import net.BurtonRadons.dig.main;" を行うことで メイン・コントロールを得れます。 "import net.BurtonRadons.dig.gl;" を 行えば、CanvasGLクラスおよびその多くのコンポーネントを利用できます。

コンパイル

まずは DMD が必要でしょう。 こちらへ 行って2つともダウンロードしてください。 dig は、DMDとDMCがカレントドライブのルート・ディレクトリに インストールされ適切に動く状態になっているのを前提にします。

インストール・ディレクトリ中の "go.bat" プログラムを実行することで dig をコンパイルし、インストールします。

"c:\dmd\bin\..\..\bin" のようなエラーメッセージでおこられるようなら、 正しくない sc.ini バージョンなので DMD を再インストールしてください。

同様に、lib.exeからライブラリを用意できないと怒られる場合は、 dmc.zip の中の正しくないバージョンを上書きするために再び dmdalpha.zip を解凍してください。 (訳注: ファイル名からしてこのへんの事情は古い話の模様)

インストールするや否や、自動的に例プログラムのうちの1つを 構築し実行するでしょう。Examples ディレクトリには、 他にも実行できる例を含んでいます。

使い方

dig を使うには、一般に以下のような形のファイルを作ります:

// digのインポート. ※ CanvasGLやScintillaTextはインポートされない。 import net.BurtonRadons.dig.main; class Program : Frame { this () { caption ("Hello program"); with (new Label (this)) { grid (0, 0); caption ("Hello, world!"); } } } void main () { (new Program).showModal (); }

digに対してMon Mar 1 00:24:38 2004に生成されました。 1.3.6